2010年5月2日日曜日
記憶と記録
昨日久しぶりにまたMementoというDVDを観ました。
これはある事件が起きてから主人公の記憶が10分しか持たないという内容で、それでもその事件の前の記憶をたどって、あとは自分の残したメモを頼りに一生懸命その事件の犯人を捕まえようとするお話です。
話は変わって、私の日常で起きた不思議な話。
少し前に、仕事の後おんなのこ4人でカフェに行った時にした、トイレの内装の話。
私が最初にトイレに行って、その少しあとに2番目の女の子がトイレに行きました。
3番目にトイレに行った女の子はだいぶ時間が経っていました。
その時に私と2番目に行った女の子で、トイレの男女が分かりにくかったよね!
という話をしていて、ドアの色も同じだったし、男女のロゴマークも無かったし、見分けがついたのはドアの右上についてた小さなM(メン)とW(ウィメン)でしか判断できなかったからどっちに行こうか少し迷った。という話をしていました。
結果やはり色って大事だよね、男子のロゴでも色が赤だとそっちに女の人が行くらしいよ、なんて話もしました。
そこで3番目に行った女の子が帰って来て、どっちのトイレに入るか迷ったでしょ?
と聞いたら、「え?いや、ドアの色がオレンジと青だったからすぐに分かったよ。」
という予想外の答えにみんなビックリして、えーーー?いやいや、ドアの色は2つとも青茶っぽくて分かりにくかったって今話してたんだけどーー!
え、じゃあ壁の色は?とか、トイレの構造とか、トイレ内の壁の色とか、とりあえず覚えていたものをみんなで確認したりしていたけど、だんだん何が本当なのか分からなくなってきて、ついに最後にまだトイレに行ってない女の子が席を立ってトイレに行ってきました。
そしたら3番目に行ったトイレの内装が一番本物と近かったのです。
私と2番目に行った二人はうっそー!だって私たちの記憶はどうなの!?
なんで同じ記憶なのに間違ってるの!?と、混乱したまま。。。
二人でトイレに行って内装をみると、私の記憶とは違うトイレができていて、二人して、違うさっきはこんなんじゃ無かった!と、またまた混乱したのです。
記憶とは曖昧で、その曖昧な記憶で記録を取ると、その情報すら曖昧になってしまう。
不思議な曖昧な世の中ですね。
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